造園(雑草対策)
除草剤に頼らない雑草対策あれこれ
抜いても、抜いても生えて来るお庭の雑草。除草剤を使えば簡単なのは分かっていても、家族やペットへの影響、ご近所への配慮などから躊躇してしまうという方は案外多いものです。そこで、除草剤に頼ることなく雑草を減らす方法として、外構工事による雑草対策をまとめてみました。
工事により、根本的に雑草を生えなくする、あるいは生えにくくするもので、お庭のデザインや条件に合った方法を選ぶことがポイントとなってきます。
雑草対策をする際の抑えておく対策ポイント
コンクリート舗装や石張りにすれば、雑草の悩みからはほぼ開放されます。
しかし、どうしても費用がかさむため、もっと手軽な方法を組み合わせてコストを抑える視点も大切です。その方がお庭に変化と味わいが生まれます。いくつかご紹介しましょう。
しかし、どうしても費用がかさむため、もっと手軽な方法を組み合わせてコストを抑える視点も大切です。その方がお庭に変化と味わいが生まれます。いくつかご紹介しましょう。
防草シート
防草シートは、その名の通り雑草を防ぐためのシートです。土の上に防草シートを敷き詰め、化粧砂利などで覆うのが一般的。雑草の芽はシートを突き破れないため、宿根性の雑草や地下茎で増える雑草にも有効です。
人工芝
人工芝は、天然芝のように水やりや施肥、草むしり、芝刈りなどの手間がかからないのが魅力。土の上に人工芝を敷いただけでは、隙間から雑草が生えてくるため、防草シートを敷いてから人工芝で仕上げると良いでしょう。
化粧砂利
砂利を厚く敷くことでもある程度雑草を抑えることができます。土の上に厚い砂利の層(5~8cm)を作る事で、雑草の芽や根が伸びるのを阻止するのです。それでも、雑草の生命力は強いため、ある程度は生えて来ます。
いつまでも無理なく向き合えるお庭を
「若い頃は苦にならなかった草むしりが、年齢とともに苦痛になってきた…」そんな声をよく耳にします。20年後、30年後も楽しくお庭と向き合うためには、やはり草むしりが極力少なくて済むよう、あらかじめ工夫しておくことが大切です。
雑草対策は、比較的簡単な工事で済みますが、体力が落ちてからではプロに頼まないと難しくなります。体力があるうちに、自分たちの手でチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
雑草対策は、比較的簡単な工事で済みますが、体力が落ちてからではプロに頼まないと難しくなります。体力があるうちに、自分たちの手でチャレンジしてみてはいかがでしょうか。